活性酸素が身体に与える影響

活性酸素という言葉を良く目にすることはあるものの、活性酸素が具体的に体内でどのような働きをするものなのか、良く知られていないこともあります。

 

体内の活性酸素の量が、さほど多くはない場合には、体内に侵入してきた細菌などを攻撃して、身体を守る働きをしてくれるものです。しかし、大量の活性酸素が体内で発生すると、身体の細胞を錆びつかせる原因になります。

 

活性酸素と老化の関係

活性酸素は、身体の細胞を錆びつかせる原因となりますが。この現象を身体の酸化とも言います。身体の酸化が進むと、身体に備わっている機能が低下するため、そのことが原因となって老化が進みます。老化現象には、様々なものがありますが、シミやシワや白髪が増えたり、視力の低下や白内障などになりやすくなります。

 

活性酸素と病気の関係

体内に活性酸素が増えると、血液中の脂質が活性酸素と結びついて酸化し、血管に付着しやすいようになります。これが原因となって動脈硬化となり、心筋梗塞や脳梗塞の原因となります。

 

さらに、活性酸素は、体内の核酸を酸化させることによって変質させます。このことが原因となって細胞を破壊したり、がん細胞を発生させます。そのほか、活性酸素は肝臓に最も発生しやすいとも言われており、肝機能の低下にも繋がる場合があります。

 

肝臓は、体内で重要な働きをしている臓器である上に、沈黙の臓器とも言われているため、肝機能に関する病気などは、なかなか気づきにくいという特徴があります。

 

 

活性酸素は、身体に対して、数多くの弊害となってしまうものですが、人間には、活性酸素を抑える働きのある、抗酸化力が備わっています。

 

こうした抗酸化力を高めるためには、食事を通して、身体に取り入れる食品を抗酸化作用のあるものにするなどの工夫で、日々、体内で発生する活性酸素を抑えることが出来ます。つまり、活性酸素を抑えることが出来れば、老化や病気などの予防に繋がることにもなります。